山中ヒコ 『王子と小鳥』感想

山中ヒコさんの絵柄があまり好きではない・・・ということもあり、でも評価が高かったので気になってた作品でした。

<ストーリー>
貧乏美大生・鈴木圭一が目覚めると、そこは砂漠の国のオークション会場だった。借金のカタに奴隷として出品された彼が、強欲な第一王子の手に落ちようとしたその時、その弟であるハーリド第二王子によって買い上げられる。ハーリドの奴隷となった鈴木は日々逃亡を企てるが、王子の優しさに少しずつ惹かれはじめ…。


始めは受のキャラがあまり好きになれなかったのですが・・・攻が私のツボに入るキャラだったので帳消しになりました
設定的に1才年下と判明!
“年下”ってだけで私の萌度がギューーーンと上ります
定番の借金して異国に売られて・・・という始まりでしたが、悪い兄(第一王子)から助けるようにして攻・ハーリド(第二王子)が買い取ったわけですが、特に脅してエロに突入するなんてことがありません。受・スズキはいつヤラレルのかとそれの心配ばかりしているようでしたがあと逃げ出すこと。

本当にハーリド王子がよいお人で
何もせずに優しく添い寝してる姿がそこにエロありませんが何かいいんですよね~

スズキが寝言で「じーちゃん」という言葉を恋人の名前と勘違いしそれがスズキの死んだ「祖父」のことだとわかった時の赤面したハーリドの顔がかわいすぎです

弟のモノを何でも欲しがるバカな第一王子のせいでとても辛い思いをしてきたハーリドですが、スズキのこともまた自分に引き渡すように言い出します。
兄に逆らってはいけないと(逆らうことは許されない)この命令にもうなずくのですが、実際「罪」になるとしても兄に引き渡すことなく日本に帰してやるんです

最後4ページは日本に帰ることができハーリドと手紙のやり取りをしているシーンなのですが、特別セリフがあるというわけではないのですが、遠くに離れていても心が繋がっているという空気があって私的にはとても好きな終り方でした

描きおろしでは二人のその後のお話が描かれています。
ハーリドは謹慎がとけ、スズキは大学で砂漠の緑化事業の勉強に励んで?いるようです。
お互い逢いたいという気持ちが募っており・・・ハーリド日本に来ちゃったっぽいところで終りました

『王子と小鳥』の他にもう1本収録されていましたが、こちらの作品も何度か読み返したくなる作品でした。味のある漫画家さんです


王子と小鳥
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商品副データ花音コミックス Citacita series山中ヒコ芳文社この著者の新着メールを登録す


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この記事へのコメント

2010年07月24日 12:42
“奴隷”とかいう単語を見ると、それはそれは主従的どエロと思っちゃうアタシなんですが
いや、まいりましたねーww
めちゃめちゃ切なかったですよね!!!
テンポ的には軽いノリで描かれてるから
最初の方とかはとってもポジティブ~
ってなカンジで読んでたのに、だからなのか余計最後のベッドシーンは心にジーンときました!!!
描き下ろしで、日本に来てた王子を見てホントよかったと思いましたよー(T∀T)
いい話でしたねー(涙)

もう一つの話も「奴隷」モノだったので
ちょっとワロたwww
また「奴隷」かwwww
こちらには少しエロを期待しました(汗
リョク
2010年07月27日 01:57
王道な設定ではあるのですが、読み進めていくととても切なくて・・・
あれで描き下ろしがなかったらイッーーってなってたと思います。

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